- V-Series Tough Condition Alpine Tent
-
-
- タフコンディションアルパインテント
- 品番:V-2PC 4S
- 価格:60,500円(税抜価格55,000円)
- ※予備ポール1節入
-
- V-Series Line Up:
- NEWV-2PC/2人用
- NEWV-3APC 4S/3人用
- NEWV-6APC 4S/6人用
- カラー
- レッド
- 素材
- フライシート/30Dポリエステルリップストップ(ポリカーボネイト防水加工)
インナーテント/30Dポリエステルリップストップ(通気撥水加工)
本体グランド部/75Dポリエステルタフタ(ポリウレタン防水加工)
ポール/ジュラルミン(DAC/NSL9mm×NSL9.6mm)
- サイズ
- 間口205×奥行120×高さ100cm
- 収納サイズ
- 本体/25×ø16cm、ポール/40×9.5cm
- 重量
- 約1,740g(本体+フライシート+ポール)
約1,970g(総重量)
- 付属品
- アルミペグ(12本)、張り綱4本/イザナス(ダイニーマ)、本体収納袋、
フラシート収納袋、ポール収納袋
- 原産国
- 日本
製品一覧へ
Vシリーズのコンセプト
- ヒマラヤ登頂のために技術の粋を集めて完成した初代テントの気質を引き継ぐ
- Vシリーズは1989年にヒマラヤ遠征隊の為に企画したスペシャルモデルを基に、日本で活躍するコアな岳人向けに作成したDUNLOPテントのフラッグシップモデルです。大きなモデルチェンジはないものの、これまで改良を重ねてきた中、Vシリーズのコンセプトは脈々と受け継がれてきました。それは「耐久性」と「強度」の追求です。生地の強度や耐久性、それにテント自体の構造に至るまで、この2つのキーワードをベースに企画してきたのがVシリーズです。しかし、どうしてもクリアできない問題が「耐久防水性」でした。ポリウレタンコーティングを施した防水素材では、年月が経つにつれて「経年劣化」「加水分解」の現象が見られ、どんなに強い生地を使用しても防水低下は免れませんでした。一時期、ポリウレタンコーティングからポリエステルコーティングに移行した時期もありましたが、大きな有利性は見られず長続きはしませんでした。
2024年に発売する新しいVシリーズは「ポリカーボネイト」製のシームテープを使用することで、10年相当とされるジャングル試験でもほぼ劣化が見られなかったことから企画することができました。(フライシートと本体グランド部にもポリカーボネイト加工を施しております。)本当の意味での強いテント「Vシリーズ」は、長きにわたってテント山行を楽しみたい岳人にとって強い味方になることと思います。
商品詳細
- ポリカーボネイト加工の特長
- ポリカーボネイト加工の特長は、加水分解による経年劣化の時期を遅らせます。
- ①撥水力があり、強い雨への安心性があります。
- ②ポリカーボネイト素材のシームテープを使用することで耐久使用年数がアップします。(当社VSテント対比)
-
- ポリカーボネイト加工(シームテープ)
- ジャングル試験結果
- 「耐熱加水分解ジャングル試験」とは、繊維検査の一つです。主にポリウレタン素材の湿度による劣化具合と耐用年数を審査するためのテストです。人工的に湿度95%、室温70℃の状況下に生地を設置して、その変化の過程を検査します。ジャングル試験の1週間は通常使用の1年間に相当し、10週間のジャングル試験を行った結果、今回のフライシートや本体ボトムに使用するシームテープに加水分解・劣化は認められず、10年使用しても耐水圧や生地劣化に対して問題ないことが実証されました。
※画像はサンプル素材を使用しています。
-
- 設営のポイント
- DUNLOP・PUROMONTEテント(1〜5人用)に共通して使用しているセンターハブ。設営時に2本のポールをまとめ、素早くテントをセットする為に重要なパーツです。
画像のようにポールを繋げる際、7mm程隙間が生じます。(設計上隙間ができるように作られています)この隙間がポールを開閉するポイントになります。ポールを伸ばす作業の最後に、ハブ部分で止まるまでしっかり差し込んでテントにセットしてください。
- ※センターハブの内側を削ったりするとポールを伸ばした時にハブがセンターに来なくなり設営がスムーズにできなくなりますのでそのままご使用ください。
Vシリーズの特徴
- センターハブ
- テントの構造体としての剛性を高めるために、ポールの交差部をハブで半固定しました。部品はDAC社の「SwiveIH9783」を採用。
- スクリューフック
- テント本体とポールを接続する部品は、対抗する2本のフックを回転することで固定。
- 倒立スリーブ
- テント本体四隅は、スリーブによりポールと接続。剛性を高めながら、使用中に破損しにくい構造。
- テント内部シーム処理
- シーム処理をしにくい四隅部分も特殊な方法でシーム処理。また、小物入れも装備。
- 蓄光自在
- 光をあてると右画像のようにひかり、暗い中で他テントと見分ける目安になります。
- ベンチレーション
- 外部との通気のためにベンチレーションを装備。雨風の強い日などに調整できるように絞りもつけています。
- テント内部ベンチレーション
- 内部にも絞りを入れ調整可能。
- ベルクロ仕様(内側)
- フライシートと本体ポールをしっかホールドします。強風対策安定性にも効果を発揮します。
- 接続バックル
- フライシートと本体を固定するワンタッチ式バックル。フライシート側のテープで張り具合も調整できます。
- コンパクト収納
- 挿入口の広い収納袋は、撤収したテントを収納するのも楽です。フライシートも専用収納袋付。
コラム
- 片側入口と両側入口
- テントは使用する人によって拘りがあり好みが分かれます。「スリーブ式VS吊り下げ式」「縦入口VS横入口」等々・・・。
それぞれに一長一短あり、考え方ひとつでどちらでも正解になります。さて、そこにきて最近「片側入口VS両側入口」の戦いの火ぶたが切って落とされました。
2018年に限定販売でVSシリーズの両側入口モデルを発表したところ思った以上の反響があり、多少重量が増しても両側に入口と前室があり、風通しの良さと居住空間の広いテントが多くの方に受け入れられました。しかしその反面、「シンプルに入口は一つ!!」丈夫さが売りの定番のVSシリーズが良い、という方も大勢おられます。「冬山も含め、ガンガン山に入って使い倒したい方」はシンプルな定番品を、「快適にベースキャンプを張って身軽になってピークアタックを・・・」という方には限定品の両入口タイプをお奨めいたしますが、さて、あなたはどちらのタイプですか?